最近のお子さん方は気の毒だと思う

私は父を恐れていました。幼少時代の本音としては「出来れば父に会いたくない」と思っていました。それは非常に教育熱心で厳しい人だったからです。会う度に何か叱られる。それも今の時代では考えられないような厳しさでした。ただ父がよく言っていたのは「雅が大きくなった時に、周囲の人達はきっと雅に対して何も言わないと思うから、だから私が今厳しく言わなければ雅自身が将来苦労をする」という事。

f:id:masashihoshikawa:20201030082644j:plain父の予言は見事に当たり、社会人になるにつれて「星川に物申す」という人は誰もいなくなりました。ただ、小さい時に受けた悍ましい教育は、ある意味「迷わぬ人生」を私に齎した様に感じます。過去に受けた教育が「直感」に変わり、人生や進路、そして社会的な立ち振る舞いについて何ら迷う事なく事を進める事が出来る体質に育っていました。幼少時代に叱られて流し続けた涙の数々は現在、莫大な財産となっています。

f:id:masashihoshikawa:20201030082658j:plain最近、様々な教育機関を訪問して思う事は、最近の大人達は子供達の事を「腫れ物扱い」しているケースが多いという事です。つまり「ガツン」と言える大人が急激に減少しているなと思います。勿論、教育現場で暴力を使う事は良くありません。人体を痛めつける様な事は決してあってはならないのですが。ただ私は「保護者からの苦情」や「マスコミ」を恐れすぎて教育を疎かにする事は「育児放棄」同然だと感じます。

f:id:masashihoshikawa:20201030082713j:plain以前、高等工科学校、所謂、自衛隊の高校の生徒さんに少し厳しくご指摘申し上げた事がありました。それは社会人として非礼な言動をしていたからです。そしたら彼は「高等工科学校の経験の中でのも、星川さんからの一言は一番厳しいものでした」という言葉を頂いたのです。それでも私が受けてきた教育の100分の1くらいの厳しさでご指摘申し上げたつもりだったのですが、厳しいとされている自衛隊教育機関でも「生徒を腫れ物扱い」しているという実態はかえって悲しい現実だと思います。

f:id:masashihoshikawa:20201030082747j:plain深い愛情の中で厳しく子供達を育てねば、子供たちが大きくなった時に困るばかりでなく、国家全体の「品位」が下がるという懸念もあります。ただ大人達も「言葉」をもっと学んで、暴力を使わずして子供達を正しい道に導く必要があります。理不尽な指導であってはならなのです。日本語というものは、世界的にみても「難解な言語」だと私は思います。ただ難解が故に「ボキャブラリー」は豊富です。

f:id:masashihoshikawa:20201030082801j:plainその「日本語のボキャブラリー」を駆使して、子供達を適切な言葉で導く。舌足らずや教養や気品の無い言葉は子供達の人生をダメにしてしまう。そういった自覚を大人達は持って、子供達に接する必要性があります。大切な子供たちが大人になってから困らない様に、そしてこの国や世界を誤った道に進ませない様に、私達が出来る限りの範囲で「適切な厳しさ」を子供達に伝える大切さを痛感する昨今であります。

f:id:masashihoshikawa:20201030082827j:plainさて、防衛大学校のOBの皆さんをお連れしてロンドン市内にあります「ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(Victoria and Albert Museum)」を訪問しました。現代美術や各国の古美術、工芸、デザインなど多岐にわたる400万点の膨大なコレクションが貯蔵されています。この美術館は、ヴィクトリア女王(1819年 - 1901年)と夫アルバート公(1819年 - 1861年)が基礎を築いたもので略称「V&A」と呼ばれています。あまりにもの広さで全てを見て回る事が出来なかったので、また時間のある時にご案内したいと思います。相も変わらずコロナの影響により殆ど人がおらず、快適に美術館巡りが出来ました。何年後かコロナの経験もまた思い出話の一つとして残る事でしょう。コロナの速やかなる収束を願って。

pc.moppy.jp

 

イギリスの日本食の価格とは?

さて今日は、防衛大学校のOBの皆さんと共に日本食レストランに行って参りました。ヨーロッパ各国でも日本食は比較的人気があるジャンルで、私達も日本人ですから久しぶりにイギリスで日本食を頂きました。気になる価格ですが一人11ポンド前後です。ちなみに1ポンド137円前後。とっても美味しかったです。

f:id:masashihoshikawa:20201025161251j:plainヨーロッパに来てからずっと日本のニュースを見ているのですが「ヨーロッパがコロナで最悪の状態」という風に報道されていますが、かなりロングステイしていても、まったくマスク着用以外に、普段のロンドンとあまり変化を感じません。日本の報道と現実との差にかなりの驚きを感じています。

f:id:masashihoshikawa:20201025161318j:plainただ外国人観光客が全くと言ってもいいほどいないので、いつもなら日本語が聞こえてきたり、中国語が聞こえてきたり、色々な言語を街中で耳にするのですが・・・

f:id:masashihoshikawa:20201025161337j:plain

やはり一番、悲しい気持ちになるのは「観光業」の方々ではないでしょうか。飲食店や観光産業の方々の様子を見ていると実に経営的に苦しい状態にある事は火を見るよりも明らかな事です。速やかにコロナが収束して皆さんに通常の生活が戻りますようにと心から願っております。

f:id:masashihoshikawa:20201025161430j:plain防衛大学校のOBの皆さんは、どこに行っても大騒ぎして「写真お願いします」という依頼ばかりで…2,000枚以上も写真撮影をしました。その中でも「よさげ」と思った写真を皆さんにお届けしたいと思います。でも本当にロンドン観光を皆さんに楽しんで下さっていて良かったです。皆さん年末年始も海外で一緒に年越しを過ごしませんか?ご連絡お待ちしております!

pc.moppy.jp

 

 

お酒を100本以上飲んでしまう事件

f:id:masashihoshikawa:20201023035058j:plain今回のロンドン滞在中は、滞在先サイドが無料でアルコールを含むドリンクやスナックなどを用意して下さっています。防衛大学校のOBの皆さんや民間大生の皆さんが、飲む、飲む、飲む、飲む。すごいですよ。無料提供とはいえ計算してみたら日本円で約80,000円分くらい飲み干してしまっていました。皆さん「ただ酒が飲める」と喜んで下さっていたので良かったです。よく飲むなぁと横目で眺めている私(笑)因みに私は1本もアルコールを口にしていません。

f:id:masashihoshikawa:20201023033859j:plain今回、ロンドンで滞在先として利用している宿泊先の外観です。まさに、かつての宮殿の様な建物となっていて存在感があります。1854年に建てられた、ロンドン屈指の壮麗さを誇るビクトリア様式の建物です。

f:id:masashihoshikawa:20201023034144j:plain建物の中も美しい「らせん階段」となっていてとても上品な雰囲気です。

f:id:masashihoshikawa:20201023034231j:plain建物内の廊下も長い長い長い。私の部屋と防衛大学校のOBの皆さんとの部屋は真反対に位置している為、かなりの距離がありますので移動にも一苦労です笑。

f:id:masashihoshikawa:20201023034415j:plainお部屋は美しく広いテラスがあり。ロンドン市内をベッドからも一望出来ます。

f:id:masashihoshikawa:20201023034504j:plain室内のリビングスペースもゆったりとして心地よいです。

f:id:masashihoshikawa:20201023034549j:plainテラスにも椅子があり景色や夜景をいつでも楽しむ事が出来ます。

f:id:masashihoshikawa:20201023034639j:plain事務作業をする為のデスクです。

f:id:masashihoshikawa:20201023034742j:plainテラスから見えるロンドン市内の景色です。

f:id:masashihoshikawa:20201023034853j:plain

pc.moppy.jp



ロンドンで防衛大学校のOB達と合流

今回の私のロンドン滞在中、防衛大学校のOBの方々もロンドンに来られるという事で、ロンドンで合流し感動の再会を果たしました。コロナの時期で飛行機はガラガラですし、観光地もガラガラで旅行が好きな人達からすると最高な状態とも言えます。

f:id:masashihoshikawa:20201022113946j:plain防衛大学校のOBの方々、そして防大OBの友人である民間の大学生もお連れして、ロンドン市内を案内しました。今日もバッキンガム宮殿の前では観光客が1名もおらず、近くに馬に乗った公務中の警察官がいたので「一緒に写真に納まってくれませんか?」とお願いしたら快く警察官が「OK!」と笑顔で言って下さって。バッキンガム宮殿の正面ゲートに並んで頂いて写真の配慮を頂きました。

f:id:masashihoshikawa:20201022114041j:plain日本の公安関係の人達に、催し物でない公務中に「一緒に写真を」と言っても、絶対に嫌な顔されますよね。しかもSNSでは上げないでくれとか面倒な扱いをされます。それが無い英国らしい紳士的なというか優しい公安の方々にも好感が持てたエピソードでした。なかなか、バッキンガム宮殿のど真ん中で、こんなレアな写真撮れないと思うので皆さんには良い思い出になったのではないでしょうか。f:id:masashihoshikawa:20201022114114j:plainそして歴代の国王の戴冠式が行われてきたウェストミンスター寺院を訪問。この寺院は1987年、ユネスコ世界遺産に登録されています。1066年のウィリアム1世戴冠式以来、3名の国王以外は全てこの場所で戴冠式を行なっています。実に約1000年間もの間、国王の即位を見届けてきた歴史的建造物です。

f:id:masashihoshikawa:20201022114143j:plain勿論、コロナの影響によりお客様はゼロ。人が誰も映り込まない美しいウェストミンスター寺院を撮影出来るのもコロナ特典で、かつ人がいないから「ソーシャルディスタンス」もパーフェクト。感染リスクもありません。私としてもゲストにおもてなしをするのが大好きなので、ロンドン観光を楽しまれている皆さんの姿に喜びを感じました。まだまだロンドン観光は続きます。

f:id:masashihoshikawa:20201022114203j:plain

pc.moppy.jp

jalmile.jimdofree.com

批判を否定しない理由

私への誹謗中傷対策をして下さっている弁護士や事務方の功績には心から感謝致しますが、私自身は誹謗中傷に対して反論や意見、感情を持つ事はありません。友人等からは私自身の言葉で「事実無根だと何故、公の場で反論しないの?」と指摘される事が多々あります。でも私はそんな必要ないと思います。

f:id:masashihoshikawa:20201021140431j:plain誹謗中傷とは面白いもので、私が福祉活動に力を入れれば「脱税の為だ」とか「卑劣な行為をごまかすもの」だと言われ、相談員業務や講話などについても「大衆から金を巻き上げてぼろ儲けしている」「詐欺行為をしている」などと言われている事もあると、耳にした事があります。

f:id:masashihoshikawa:20201021140448j:plain私は昔から個人的な感情は表に出す人間でもないし、それに繰り返される誹謗中傷に一つ一つ反論している時間があるのであれば、社会福祉の為に時間を費やした方が、よっぽど社会の為になると思うんですね。抑々、私が誰かの悪口を公の場で言うという事は「品位を保つ義務」を疎かにする事であり、あってはならない事だと思います。誰かの悪口を言う人が社会的な信用を得られる訳もなく、かえって無言を貫いて職務を遂行していた方が生産性が良い。

f:id:masashihoshikawa:20201021140509j:plainそれと最大の沈黙の理由は「誹謗中傷」によって、私の活動が支えられているという部分があります。良い噂より悪い噂の方がすぐ広がるでしょう。普通の「いじめ」なら精神的に追い込まれるかとは思いますが、逆に誹謗中傷が生み出す経済効果が大きすぎて、かえって言わせ続けさせた方が効率が良いという部分もあります。

f:id:masashihoshikawa:20201021140528j:plain私について社会では様々な「憶測」や「推測」が流れていますが、真実は、実際は会って話した方々のみが知っているのであって、謎のベールの包まれ続けていた方が、人の興味関心を持って頂ける事を私はよく知っています。

f:id:masashihoshikawa:20201021140545j:plain画像はバッキンガム宮殿の近くにあります、Churchill Museum and Cabinet War Rooms(チャーチル博物館と戦時内閣執務室)を訪問した際のものです。ここでは第2次世界大戦中に、イギリスのチャーチル首相が司令部を置いて、戦争の指揮を執っていた本部が、1945年以来保存されたまま博物館として公開されているのです。とてもリアルに戦争を感じ取れる貴重な空間です。是非、皆さんも訪れて頂ければと思います。

陛下に申し訳ない事をした

現代社会の日本において「私は日本人である事を誇りに思う」とか「国を愛している」などの類の言葉を公の場で発言すると「極端な思想の持ち主だ」と危険視されるケースが多いのが事実です。特に国旗や君が代を要請したり、戦前の日本を美化する動きに対しては、今の日本人は違和感を感じ自国に「誇り」を持つ機会が少なくなりました。

f:id:masashihoshikawa:20201020094129j:plain英誌エコノミストが発表した調査結果では、世界33か国中、自国への「誇り意識」が最も低い国は日本であることが分かっています。逆に上位に名を連ねている国々は、英国を含め、かつて英国と歴史的に強い繋がりがある国々で占められています。それでは何故、日本は愛国心を口に出しにくい国柄となってしまったのでしょうか。

f:id:masashihoshikawa:20201020094154j:plainそれは戦前、愛国心が生み出した日本軍が国民に対して更に愛国心を強制し、天皇を神格化させ事実ではない事に忠誠心を持たせたからです。つまり戦後は、戦前のトラウマから「愛国心」=「軍隊が支配する暴走国家」とうイメージが定着してしまいました。昭和天皇自身も「私の体は他の皆と同じであり、神という話は迷惑な話だ」と戦前から語られており「天皇の為に戦死する事は名誉なことだ」というスローガンを作り出した日本軍の政策は、戦後も長らく昭和天皇を苦しめ続けました。

f:id:masashihoshikawa:20201020094226j:plain昭和天皇は晩年、側近に「長生きしても辛い事ばかり。次々と身内の不幸に合い、戦争責任の事を言われる。」と語り、昭和天皇自身も「道義上の戦争責任」を崩御まで背負い続けた生涯でした。もともと天皇は権力や大権を持つ事の無い「祭祀」を司る最高位の存在であって、現人神でも軍隊の大元帥ではありません。そう考えると、天皇に戦争責任を背負わせる切欠を作ってしまった事は実に申し訳ない事だと感じます。

f:id:masashihoshikawa:20201020094253j:plainでは、どのようにしたら日本人は自国に「誇り」を持てる様になるのでしょか。それは「過去の清算」と「過去との決裂」だと私は考えています。どうゆう清算で、どういった決裂なのか。内容についてはブログという特性上、事細かに書くことは迷惑をかけてしまう方々がいるので書けませんが。私たち日本人が再び「世界の誇れる国家」となれる様に、これから先のリーダーの皆さんは、歩むべき正しい道を慎重かつ迅速に選定し歩んでいかねばならないと思います。

f:id:masashihoshikawa:20201020094316j:plainさて、こちらロンドンでは言うまでもなく観光客はゼロ。本来であれば人で賑わっている観光地も人がいませんから、美しい写真が沢山撮れました。私の滞在先は、バッキンガム宮殿から徒歩圏の所にあるのですが、いつも時間が許す限り散歩に出る様にしていますが、ここまで人が入り込まない美しい写真は初めて撮れたと思います。コロナ期間でなければ見られない景色がある事を私はブログでお届けしたいと思います。

pc.moppy.jp

jalmile.jimdofree.com

片道1,545万円のファーストクラス

f:id:masashihoshikawa:20201019041616j:plain皆さんは仕事に「誇り」をお持ちでいらっしゃいますか。ブリティッシュエアウェイズ(以下、英国航空)のCAは心から誇りをもって勤務していらっしゃいました。今回、英国航空を利用してのロンドン訪問ですが、私が機内に入って間もなくすると、客室責任者からこのような挨拶がありました。

f:id:masashihoshikawa:20201019041629j:plain彼は「私はCAとして長きに渡って勤務してきましたが、コロナの影響により星川様にはきっと失礼なおもてなしに当たるサービスしか出来ない事を心の奥底から申し訳なく思っております。機内食もコロナの影響によりお皿に盛りつける事が出来ず、使い捨ての容器でのご提供で。お飲み物に関してもグラスでなく、使い捨てコップでのご提供で。どうか、こういったご無礼をお許し下さい。」と冒頭に挨拶をしてきたのです。

f:id:masashihoshikawa:20201019041646j:plain私はそれに対して「コロナの影響により経営等が苦しい中、この度は私の旅路を充実させて下さってありがとうございます。衛生上の問題で使い捨て容器にての食事の提供が失礼という話がありましたが、エコノミークラスでは通年、使い捨て容器での提供だと思います。あなたの仕事や接客に対する誇りは決して損なわれてはいません。コロナの影響はあなたの会社だけでなく世界中の問題なのです。私は英国の文化や歴史、そしてあなたの仕事に敬意をあらたにしました(英語でのやり取りの為、正確な日本語訳になっていうかは自信がありません)」と申し上げました。

f:id:masashihoshikawa:20201019041700j:plain今回、ファーストクラスエリアを貸切での利用となり、通常の正規貸切料金だと片道、約1,545万円だと聞いております。勿論、私は1円も出していない訳ですから、逆に申し訳ない気持ちになる訳ですね。英国の女王やロイヤルファミリーも利用する事がある、英国航空のファーストクラスは非常に気品高く落ち着いたデザインとなっています。

f:id:masashihoshikawa:20201019041733j:plain私一人に対してCA3名体制で対応して下さって、仕事をするエリア、仮眠を取るエリア、食事を取るエリアを作って下さって本当に有意義な空の旅でした。私はCAに「せめて、食事だけでも質素なものを用意してほしい」とオーダーをして、機内食は「エコノミークラス」の機内食を用意して頂きました。

f:id:masashihoshikawa:20201019041748j:plain恐らく、ファーストクラスでエコノミークラスの食事を食べた人は、世界初とまではいかないでしょうけれども、私くらいではないでしょうか。私の為に、事前に用意して下さっていたファーストクラスミールはCAさん達にお譲り申し上げました。

f:id:masashihoshikawa:20201019041804j:plain機内では仮眠もほぼ取らず、ずっと仕事をしていたのですが、時折、お菓子類を持ってきてくださったり、パジャマセットを持ってきて下さったり、本当にきめ細かな「おもてなし」であったと感じています。

f:id:masashihoshikawa:20201019041820j:plain英国航空では「THE FIRST」という意識を持っているとの説明を受けました。世界中の航空会社がファーストクラスを保有する中、英国航空は世界で他には無いくらいの最上級のおもてなしを提供するという「誇り」を持って運営をしているとの事です。会社、上司や同僚の為にではなく「お客様の為」にここまで誇りを持って勤務されている英国航空のスタッフの皆さんに心から敬意と感謝を申し上げます。

pc.moppy.jp

jalmile.jimdofree.com

地方訪問最終日、そして出国

f:id:masashihoshikawa:20201018063656j:plain地方訪問の最終日の朝食も実に豪華な内容でした。勿論、私が私費で贅沢をしている訳でなく、宿泊先が用意して下さった「おもてなし」でございます。心から感謝申し上げます。随行した防衛大学校のOBの皆さんも公務とは申せ、非常に充実した行程だったのではないかなと思います。

f:id:masashihoshikawa:20201018063725j:plain日本という国は湿度があって肌に凄く良いですね。それに多くの温泉もあります。海外訪問が長くなりますと肌の状態が芳しくないのですが自主待機期間を得て地方訪問に出ますと、とても体調や肌の具合が良くなります。地方訪問の宿泊先でも素敵な温泉があり、日本という国に生まれて良かったなと思いました。そして日本の山々は幻想的で、実に神話が生まれるに相応しい神々しさを感じます。

f:id:masashihoshikawa:20201018063809j:plain
また地方訪問の最終日には世界遺産にも登録されております「富岡製糸場」を訪問。コロナの影響からか他の入場者も殆どおらず、非常に落ち着いた気持ちで日本の近代化の礎を学び感じる事が出来ました。

f:id:masashihoshikawa:20201018063822j:plain西洋の文化や技術を多く取り入れて建設・運営されていった富岡製糸場について様々な説明を耳にし「私達も平和で豊かな日本」を次世代にバトンタッチしなければならないと思いました。その為には、自国民の努力だけでなく世界各国と相携えていかねばならないと思いました。

f:id:masashihoshikawa:20201018063833j:plain地方訪問が終わりますと再び出国となります。帰国後は再び自主待機期間の後、11月は3か所の地方訪問があり、各学校における講話依頼も入っております。多くの皆さんと親しく一堂に会する事を私の深く喜びとする所とし、徐々に寒い時期になってきました。皆様におかれましてもどうかご自愛下さい。

jalmile.jimdofree.com

pc.moppy.jp

520名の命に想いを致して

海上自衛隊出身の高濱雅己さんが機長を担当していた日本航空123便は、1985年8月12日午後6時56分30秒、群馬県多野郡上野村高天原山の尾根に墜落しました。乗客乗員524人のうち生存者はたった4人でした。単独機の航空事故の死亡者数として世界最多とされています。

f:id:masashihoshikawa:20201016070256j:plainその追悼の為、墜落現場がある群馬県多野郡上野村を訪問。慰霊の園にて献花と黙とうを捧げました。仕事柄飛行機を利用する機会が多く、より迫る悲しみを感じます。

f:id:masashihoshikawa:20201016070316j:plain
今回で3回目の上野村への慰霊訪問となります。空の安全が引き続き強固なものである事を心から望んで止みません。残されたご遺族の皆さんに想いを致しつつ、亡くなられた方々へ心から追悼の意を表します。

pc.moppy.jp

SNSで羨ましく思います

特に休日ですよね。皆さんのSNSを拝見していると、美味しそうな食事を食べているシーンに沢山遭遇します。いつも美味しそうだなぁ、楽しそうだなぁ、羨ましいなぁと思いながら拝見しています。

f:id:masashihoshikawa:20201015181634j:image実は我が家では私的な外食は経費削減の観点から基本的には禁じられており、外食行きたいから行こう!なんて事が出来ない訳ですね。

f:id:masashihoshikawa:20201015181657j:imageただ今回の様に地方訪問や外国訪問などがある場合は、相手方様で食事を用意して頂くケースが多く、私が外食が出来るのは出張時等のみ。なので、こういった機会を楽しみの一つとしています。

f:id:masashihoshikawa:20201015181706j:image今回の地方訪問でも、秋らしい日本食を用意して頂いて。やはり生まれ育った国のお料理はとても美味しく感じます。日本食を頂いて、明日からもモリモリ働きたいと思います。皆様からのご配慮に心から感謝致します。

pc.moppy.jp

jalmile.jimdofree.com

日本という美しい国に生まれて

今回の地方訪問の宿に到着致しました。お部屋は最上階の角部屋特別室を用意して頂いて。部屋からは日本の美しい山々を、そして部屋からは日本の伝統的な美しさを感じられます。訪問先での皆さんから頂く「おもてなし」には心から感謝申し上げる次第でございます。本当にありがとうございます。随行員として同行していう防衛大学校のOBの皆さんも大変喜んでいる様子でした。

f:id:masashihoshikawa:20201015021346j:plainよく「なぜ、星川さんは側近に防大OBしか置かないのか」という質問を受ける事があります。理由は簡単です。防衛大学校の教育が素晴らしいからか礼儀礼節がしっかりとしていたり、気が利く方が非常に多いんですね。だから安心して仕事を共有する事が出来る。特に私の事を支持して下さる防大関係者の方は、在学中、所謂「優秀学生」として認められていたメンバーが多いのが事実です。

f:id:masashihoshikawa:20201015021402j:plain私の文章でしたり、考え方というのは「100%正論」しか語りませんし、特に堅苦しく難しい事も書きます。ただ、そういった文章を最後まで読んで「何か自分で考えられる」方々がきっと「星川さんと一度お会いしたい」と面会申請を入れて下さると思うんですね。だから自然と優秀な方々と友達になれるのだと思います。

f:id:masashihoshikawa:20201015021415j:plain本当に有難い事に、講話のご依頼、面会のご依頼が何ら広告を出さずとも立て続けに頂いております。本当にありがとうございます。また内容はどうであれ「星川雅」という名前を拡散して下さっている皆さんが齎す経済効果は莫大で、今後も社会福祉の為に、活用をさせて頂きたく存じます。徐々に寒さ厳しい季節となってきますが、どうか皆様、お体を大切にされて下さい。本当に皆様、ありがとうございます。

pc.moppy.jp

jalmile.jimdofree.com

 

 

素晴らしい生徒さん達でした

公立高校での講話の為、地方訪問を致しました。地方訪問は私が大切にしている公務の1つです。今回の高校さんは総理大臣輩出校でもあり、県内トップクラスの進学校でした。校長室に通される途中の廊下には、去年の進学先大学名が掲示されていましたが、見渡す限り全て有名大学ばかり。私の随行員は全員、防衛大学校OBですので、防大の名前が無いか探したのですが、防衛医科大学しか残念ながら見つかりませんでした。

f:id:masashihoshikawa:20201014190554j:image

私は、この中からきっとリーダーが生まれると思いましたから「しっかりと勉強をなさって、将来立派な方になられたら私を秘書として雇ってくださいね。」と申し上げたら場内に笑いが沸き起こりました。次世代にこの国をどう引き継いでいくか。私の大切な宿題の一つです。世界に誇り続けられる日本でありますように。今回お会いした約300名の皆さんのご活躍とご健康を心から祈念致します。

f:id:masashihoshikawa:20201014191448j:image

エコノミーはファーストよりも広い

 

日本は先進各国から比べて「海外渡航」に対する解禁度が低い状態です。その結果、日本から海外渡航をする方々は、ある意味幸運に恵まれています。いつもならエコノミークラスでの長時間の狭い座席でのフライト、とてもキツイのですが。今は日本発着便はガラガラすぎて、エコノミークラスであっても周囲に誰も人がいないのでファーストクラスに乗るよりも広々と使う事が出来ます。

f:id:masashihoshikawa:20201013101014j:plain座席を全部つぶしてベットにも出来ますし、色々な座席に移動して、空や機内の写真なども様々な角度から撮る事が出来ます。つまりノンストレスという事ですね。勿論、受け入れる国側がOKだとしても、日本の職場がNGを出す場合が多いので非常に今すぐの海外渡航は難しいかもしれませんが「今しか出来ない貴重な体験の宝庫」だと考える事も出来るかと思います。

f:id:masashihoshikawa:20201013101027j:plain※機内での撮影や移動は客室乗務員の許可を頂いてから行って下さい。

pc.moppy.jp

人を不幸にする天才

相談員の仕事は「人を不幸にする天才」でなければならないと私は思います。世の中の大人達の多くは「自分の都合の良い」事しか言いません。人は騙されやすい、洗脳されやすい動物ですから「素晴らしい」と言われれば「そうなのか」と思いますし「最高なんだよ」と言われれば「そうだよね」と同調する事もしばしば。

ただ相談員は相談者と「何ら利害関係」はありませんから「誰かの肩を持つ」という事をせず「社会通念上どうなのか」という分析を行います。つまり社会における様々な「勧誘・誘惑」に対して、それに社会通念上、正当性がある内容なのかを分析していかねばなりません。

つまり相談業務を進めていく上で、皆さんが今まで「素晴らしい」と信じていたものが「実は嘘だった」「過大評価されていた」という事を知らなければならない不幸な瞬間があります。ただ自分が不幸だという事、社会通念上間違った事をしているという事、そして営業や勧誘などに騙されて損をしていたという事を認識する事は大切な事です。

でなければ本当の幸せは訪れないからです。だからこそ相談員は「人を不幸にする天才」であり続けなければならないと思うのです。不幸の認識が幸せの始まり。きっと私と共に歩んできた方々は、自分の不幸さ加減に嫌気をさしたのと当時に「もっと頑張らなきゃな」と向上心をもって頂けたと思います。

ただ私が未来に懸念する事は「社会通念上」の社会が間違った方向に向かってしまった時、私たちは最悪の結末を迎える事になります。そうはならないように、正しい社会通念が後世に伝承されていくように大人達は努力をしていかねばならないのです。

f:id:masashihoshikawa:20201013092740j:plain

pc.moppy.jp

僕たちの青春

f:id:masashihoshikawa:20201009111446j:plain大人達は近道を知っている。でも僕たちは近道を知らない。それでも近道を教えてくれる大人達に反発と抵抗をしながら青春を重ねてきた。いつの日か遠回りをした今を悔やむのかもしれないけど、僕たちが歩んだ今日という日は2度と戻らない。

f:id:masashihoshikawa:20201009111525j:plain大人になって人生を振り返ろうとする時「あの頃が一番良かったな」と思えるのは、きっと、今、この瞬間なのかもしれない。守るものもなければ、恐れるものも何もない。ただただ終わりの無い道のりを何千キロも走り続けた。地球が20億年もかけて作り上げた渓谷に僕たちの数十年の人生なんてちっぽけなものだった。

f:id:masashihoshikawa:20201009111502j:plain世界中の大人達が「危険だから旅に出るな」という中で僕たちは走り続けた。あの学校に入学して後悔した事も沢山あったけど、沢山の信頼出来る仲間と出会える事が出来た。安定を選んだ同期もいれば自由と冒険を選んだ僕たちもいた。

f:id:masashihoshikawa:20201009111514j:plain自由を得る事はとても勇気のいる事だった。苦労や努力も必要だった。ただ、その大きな壁を乗り越えた向こうに見える景色は虹色よりも美しく輝かしい世界だった。努力せずエスカレーターを上る人もいる。

f:id:masashihoshikawa:20201009111456j:plainでも坂道を知らなければ、汗の輝きを知らない人生になる。そんな人生は嫌だと思うから、誰かが敷いた道ではなく僕たちは僕たちの道を歩んでいく。何故なら若さと時間は2度と戻らないから。だからこそ、未来の自分が今の自分を誇れるように走り続ける。君が一緒にいてくれる世界に何も恐れるものはない。BEST FRIEND。

pc.moppy.jp

jalmile.jimdofree.com