地方訪問最終日、そして出国
地方訪問の最終日の朝食も実に豪華な内容でした。勿論、私が私費で贅沢をしている訳でなく、宿泊先が用意して下さった「おもてなし」でございます。心から感謝申し上げます。随行した防衛大学校のOBの皆さんも公務とは申せ、非常に充実した行程だったのではないかなと思います。
日本という国は湿度があって肌に凄く良いですね。それに多くの温泉もあります。海外訪問が長くなりますと肌の状態が芳しくないのですが自主待機期間を得て地方訪問に出ますと、とても体調や肌の具合が良くなります。地方訪問の宿泊先でも素敵な温泉があり、日本という国に生まれて良かったなと思いました。そして日本の山々は幻想的で、実に神話が生まれるに相応しい神々しさを感じます。
また地方訪問の最終日には世界遺産にも登録されております「富岡製糸場」を訪問。コロナの影響からか他の入場者も殆どおらず、非常に落ち着いた気持ちで日本の近代化の礎を学び感じる事が出来ました。
西洋の文化や技術を多く取り入れて建設・運営されていった富岡製糸場について様々な説明を耳にし「私達も平和で豊かな日本」を次世代にバトンタッチしなければならないと思いました。その為には、自国民の努力だけでなく世界各国と相携えていかねばならないと思いました。
地方訪問が終わりますと再び出国となります。帰国後は再び自主待機期間の後、11月は3か所の地方訪問があり、各学校における講話依頼も入っております。多くの皆さんと親しく一堂に会する事を私の深く喜びとする所とし、徐々に寒い時期になってきました。皆様におかれましてもどうかご自愛下さい。
