命を想って生きる
ご飯を頂く時、感謝の気持ちを込めて「頂きます」と申し上げます。私達の食卓を彩る食材には多くの大地の恵、そして尊い命が含まれているからです。命を大切にしようという事は、物心ついた時から、そして幼稚園や保育園の頃から教えられる人として、そして一つの生命体としての基本道徳です。
アフリカのサバンナでは、ライオンが草食動物を食べます。そして、そのライオンが死ねばその屍が大地の肥料となって草花に代わり、その草を草食動物が食べます。この様に、命とは巡り廻る定めに生まれた瞬間からあるのです。故に、この世の中に「意味の無い命」なんてものは存在しない。だから自殺なんて事、そして誰かの命や生きる権利を不自然形で失わせる事は絶対にあってはならない事だと思います。
私の友人の愛犬が天国に行ったそうです。私も何度も会っていたワンちゃんだったので、とっても寂しい気持ちになりました。私も長年愛犬と共に暮らしています。一番多い時で、同時に9匹の愛犬と過ごし、今でも小さな命を大切に守り続けています。力の差、役割の差はあったにせよ、命は平等に尊い。私はいつもそう思っています。新しい命に祝福を。旅立つ命にご冥福を。
