私にとっての教育

多くの教育者は「従う人間」を育てるのが大好きです。これは親という立場を筆頭として「この様になってもらいたい」という私情を常に子供達に注ぎ続けている。それは時に、子供達にとって悲惨な未来に始まりになってしまう事も多々あります。それは家庭だけでなく「学校」や「組織」でも同じ事が言えます。

私にとって教育とは「従う人間」を育成する事ではありません。それに「自分の思想に染める」事でもありません。簡単に言えば「自分より仕事が出来る人間」を育てる事に意味があると思います。だからこそ、多くを語らず、ただただ「気付き」のキッカケを提供する事に私は大きな意味があると感じるのです。

一般的な「親」「学校の先生」「上司」「先輩」は「〇〇しなさい」と命令ばかりを出して、創造力を育成しようとしない。これは日本という国に「民主主義」が定着しなかった事の根源(理由の一つ)でもあると私は考えています。