効率の良いリーダーシップ習得法

人は成功をしたいと願うとき、成功した人の本を読んだり、成功した人の話を聞きに行く傾向があります。しかし成功者の真似をして成功をする為には、その人の人生を全てそのまま真似をしなければいけなくなりますから、それは不可能な領域です。成功者が明かす「成功の秘訣」はあくまでの表面的な部分だけであって、普通に生きる人々にとぅては「すごい人だな」と思うだけで、あまり参考になる事はありません。

f:id:masashihoshikawa:20210421170906j:plain

ラスベガスとグランドキャニオンの往復の距離は、東京から姫路往復と同じ距離。

そう考えた時に、私達が「成功」に近づける近道は何かと考えてみましょう。答えは簡単で「組織や人の失敗歴史」を積極的に学ぶ事だと思います。私達にとって「成功」よりも「失敗」の方がより身近な存在ですから、そうならない為に努力をする事は100%出来る事です。しかし、組織や人の「失敗(汚点)」は成功事例よりも学ぶ事は難しい。何故なら多くが公にされる事がなく隠ぺいされる傾向があるからです。

f:id:masashihoshikawa:20210421170958j:plain

その間、何度も給油しますが日本よりガソリンは安いです。

私の講話が人気が出るのもまた「(隠ぺいされてきた)過去の過ち」が、講話の具材となっているからです。成功者の真似をする事は100%不可能ですが、過ちを繰り返さない事は、自助努力によって必ず達成出来る事。だからこそ、サクセスストーリーからではなく、過去の過ちから成功を見出す事が私達にとってはより身近な成功方法だと思われます。人の心の痛みを知らぬ人間はリーダーシップを得る事は出来ません。

pc.moppy.jp