理不尽な指導は理不尽な世界を生む

人が成長出来ている時、それは人から叱られる時です。何も言われない、何も指摘されない、お互いに当たり障りのない生活を過ごしては人は成長出来ません。しかし近年は「厳しい指導は一括で禁止」という風潮が日本国内で流れています。そして指導を受ける側も「録音」などをしてすぐ「パワハラ」だと訴え出てみたり、モンスターペアレントが出てきて「うちの子に何してくれんだ」なんて主張される事もしばしば。

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ホノルルの名物の一つ鉄板焼き!

しかしながら、どうして「こんな世の中」になったのかを大人は省みる必要があると思います。それは「理不尽な指導」をやってきた大人達がいたから、指導=パワハラという固定概念が定着してしまったのです。確かに理不尽な指導は絶対にやってはいけませんが、適切な指導は行わなければ我が国の秩序はますます乱れ、かえって次世代が苦労をするのではないでしょうか。

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分厚いステーキも目の前で焼いてくれます!

では暴力や暴言などを使わずに「指導」をしようと考えた時、必要になってくるのは「語彙力」の強さだと思います。人が「キレる」時というのは、だいたい「言葉につまってしまいにっちもさっちもいかない状態」に陥った時です。しかし語彙力、つまり自分の考えを「スラスラと表現出来るボキャブラリー」が沢山あれば、キレずに適切な指導の言葉が次々と出てくると思います。

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サラダやスープも充実、バランス良い食事です

なので「何も指導できない世の中になった」と嘆く前に、自分の「語彙力」を鍛えていきましょう。暴力・暴言よりも「心に染み入る言葉」を適切に運用して、遠慮する指導から、進化する指導へ変換していきましょう。人は100万回の恐怖よりも、心に染み入る「一言」の方が変われるし、実行に移していけるのです。だからこそ、絶対に「理不尽な指導は再燃させてはならない」と私は心から思います。

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