「おい、ジジィ死ね」と言われました

昨晩、22時38分頃、親友の「山田航平くん」から電話がかかってきました。私はギャグの要素をたっぷりと取り入れて「山田様、本日はどういったご相談でしょうか。事件ですか?事故でございますか?相談料は1分につき11,000円になります。」と言ったら山田君は「おい、ジジイふざんな。死ね。」と言われました。まったく口が悪い、山田航平くんは私の長年の友人です笑。ついつい48分38秒も話してしまいました。

f:id:masashihoshikawa:20210119160401j:plain

彼が陸上自衛隊に入ったのはもう10年以上、前だったか。私のSNS投稿を見て「一度会って話をしてみたい」と彼からナンパされて会うに至ったのですが。まったく手に負えない「やんちゃ&ガンコ坊主」でした。そんな彼と出会ったばかりの頃、休日に一緒に遊んだ事がありまして。その帰りがけ「洋菓子屋さんに行こう」と誘ってくれて、その店の中で「営内(同じ職場の人の意)にお土産買うからさ、どれがいいと思う?」と聞かれて私は、私の好みでチョコを選びました。

そしたら別れ際に、彼は営内に持ち帰るはずのチョコの袋を私に渡して「実は、これは君にだっただ」と言ってチョコを私に手渡してくれたんです。そしてチョコの中には、いつ書いたか分からないのですが「今日は楽しかったよ。また遊ぼうね。」と手書きの小さなメモが入っていました。この手紙は私が帰宅後に気が付くような場所に入れられていました。私はその時「再認識」しました。人は見た目や素行だけで全てを決めつけてはいけないのだと。

彼は下町育ちで決して「エリート」な教育は一切受けてこなかったのですが、実に純粋な人間でした。エリートな教育を受けた「腹黒い人間」よりかは何倍も良い事でしょう。そう考えてみると、私の長年の友人たちはみんな「純粋」で言いたい言い放題な人が多いように感じます。「星川先生、本日はお忙しい中、お越し頂きありがとうございます。」と声をかけられるのも悪くありませんが「おい、ジジィ」と言ってくれる人も大切にしていかなければならないと私は思っています。

pc.moppy.jp