ラスベガス往復36,150円の世界
とある調査で大型連休が嬉しくないと答えた人が39.5％にまで上昇し、嬉しいと答えた人は29.6％を大きく上回りました。皆さんは、大型連休は嬉しいと感じますか？相談員の立場で大型連休を分析していくと、大型連休＝無駄な出費が多い期間とも言えます。理由は簡単です。皆が休みの時は旅行代金全体が値上がりするばかりでなく、混雑する事によって「並ぶ」「待つ」という時間的なロスが大量に発生するからです。
それに大型連休は、特定の職業の方々は休めるかもしれませんが、そういった方々が一気に休まれてしまうからこそ、絶対に大型連休を楽しめない人達も出てきてしまいます。現在はコロナ期間という事もあり特殊な大型連休が多いのですが、日本人全体が「同じタイミング」で「一斉に休む」という事は、様々な側面からして喜ばしい事ばかりとは限りません。
なので、理想的なのは「休みたい時に大型連休を与えるシステム」が日本には普及する事では無いでしょうか。例えば、今コロナの影響で、海外旅行行ける人は限られた人たちばかりです。ただその分、航空券代金はかなり格安になっています。因みに私が担当をさせて頂いている方々の為に見つけた航空券の中で「コロナ最強価格」は、羽田とラスベガスの往復で、最安値で36,150円（2020年7月）という内容のものもありました。
色々と制限はあるものの、日本以外の各国が日本人の海外旅行客の受け入れを始めています。ルールはルールとしてしっかりと守りつつも、経済活動の活性化や「今しか出来ない旅行・価格」で旅を楽しまれるのも悪くないと思います。無駄に多くのお金を払う事は喜ばしくありませんが、まったくお金を使わないのも経済面で悪影響になる可能性もあります。是非、このコロナの今だからこそ共に考え計画を立てていきましょう。
