断られる事は恐怖ではない
人は沢山の恐怖を抱えて生きていますが、その中の一つに「断れる恐怖」というものを抱えて生きています。例えば恋愛ですよね。告白をしようとしても「断られた時のリスク」を考えて、なかなか好きと言えずにいる。職場でもそうですよね。何か提案しようとしても「上から断れたり拒絶された時のリスク」を考えて自分の意見を言えなかったり。
それは家族内や恋人同士・友達同士でもそうでしゃないでしょうか。例えば「転職をしたい」と言った時、周囲から「反対される。断られる。」のではないのかなと恐怖感を抱いて、なかなか「本心」を周囲に言えずにいる方も世の中には沢山いるかと思います。日本人は「忍耐力」があると評される事もありますが、悪く言えば「はっきりと自己主張をする事が出来ない民族性を持っている」とも言えます。
しかし、そんな事では自分自身の愛や夢も手に入れられないし、ずっと何らかの「先生」を頼らなければならない人生になってしまうかもしれません。だからこそ、言いたい事がある時は「断れる恐怖」を克服して、適切な言葉で相手に気持ちを伝える勇気と知恵を身に着けるようにしましょう。適切な言葉が見つからないのなら、私はいくらでも言葉を皆さんに「おすそ分け」致しましょう。
そして皆さんの発した言葉の正当性は、最終的には、親、家族、職場、上司、先輩、同期、後輩、友人、組織など証明するものではなく「法」と「世論」がそれを判断します。時に、家族のアドバイスさえ、社会通念上は間違っている時だってあります。だからこそ、勇気をもって適切な言葉で、ちゃんと皆さんは皆さんの主張を相手に伝える様にしていきましょう。そして言葉が見つからない時はいつでも声をかけて下さい。
