仕事に誇りを持たない

新入社員の頃、時代が違うかもしれませんがよく「自分の仕事に誇りを持て」とか「プライドを持て」とか「我々の仕事は良い仕事だ」と教え込まれた事もありました。でもオジサンになった今、私は思うのですが仕事には「コンプレックス」を持っていないと、私はダメなんじゃないのかなと思います。

コンプレックスという表現も適切かどうか分かりませんが、誇りやプライドを持ちすぎると「自らの業務を省みない・客観視出来ない人」になってしまう可能性があるからです。求められる「在り方」とは時代や相手によって目まぐるしく変わっていくものです。だからこそ、仕事に誇りを持ちすぎて「前例重視」になってしまったら残念な事。

私も仕事をしていく上で「アンケート」や「感想文」というものを大切にしていますし、特に講話や授業などが終わった後は、毎回毎回周囲に「意見」を求める様にしています。特に公的な活動も年々増えている訳ですから、皆様にお喜び頂ける活動、そして何かにお役立て出来る活動や内容であり続けなければならない。

もし私がプライドを持つとしたら、それは「自らの在り方を常に省みるプロであり続ける」というプライドだと思います。そして新しい発想やイマジネーションは常に、若い世代が発信源となる訳ですから「今どきの若者は」と見下す大人になるのではなく、常に新しい世代の声を大切にしていく事が、とても大切と思います。

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