個性を大切にしたい

皆さんは非常に礼儀正しいですし、私の気分を害する様な言動は一切なさらない。特に公の場では皆さん「決められたセリフ」を話し「決められた作法」で私に対応して下さる。しかし、そうなってくると何が残念かと言えば、皆さんの「個性」に触れる機会が激減してしまうという事です。礼儀正しさとは個性を犠牲にして作り上げられるものですから。

ですので、私は出来るだけ「相手の個性が十分に発揮出来る様にと」人とお会いする時は心がけています。やはり一番大切なのは「威圧的」に感じられない工夫、そしてどんな場所でも「自分らしさ」を消さずに楽しめる空間をご提供申し上げる事。

 

残念ながら、世の中には「威圧的」な偉そうな方っていらっしゃるでしょう。そうすると相手は委縮して、言いたい事が言えなくなり「心と心のコミュニケーション」が難しくなる。でも威圧的態度を取る方の多くは、自らへの劣等感から「自分が相手よりも優位に立ちたい」という承認欲求からくるものだと私は考えています。それは実に残念な事です。

 

しかし私は国や社会や皆さんに尽くし仕える人間の一人であって、決して偉くもないし、人よりも高位な場所で生活をしている訳ではありません。常に苦節を皆さんと共に過ごし、出来るだけ皆さんの尊い個性と共に歩んでいきたいと思っています。