次世代に何を残しますか

77年前の今日、広島に原爆が投下されました。その年の内に、広島の原爆で亡くなられた方々は13万人から15万人だと言われていますが、正確な死者数は77年経過した今も分かってはいません。それくらいに凄惨な被害だったのです。

私の東京の自宅がある港区の赤坂地区も、1945年4月25日から26日の米軍の空襲により焦土と化しました。東京でも10万人以上の方々が空襲で亡くなりました。しかし現在は我が家の庭には緑が生い茂り、愛犬が芝生の上でよく昼寝をします。この平和が永遠にと願うものです。

 

人は当たり前の日常に感謝の気持ちを忘れる事があります。しかし今日ある尊い平和は、先人の弛み無い努力により齎された宝であり、再び我が国が軍や権力者の脅威により誤った道を歩まぬ様、努力して大切に保ち続ける必要があります。

 

日本軍にとっては8月15日は敗戦の日ですが、日本国民にとっては、米軍の攻撃や日本軍の圧力から解放された、終戦の日、あるいは解放の日とも表現出来ますでしょう。

 

私達は先人達から平和で豊かな国を継承しました。私達は次世代に劣化した国を継承する事なく、子供達により良い国を継承していく努力を怠ってはいけないと思います。

 

広島原爆の日に当たり

世界の平和と全人類の

福祉の増進を祈ります