魔法の世界へようこそ

この週末は防衛大学校の学生の皆さん、高等工科学校OBの皆さんと面談がありました。様々な「ご相談」を耳にしました。私が見てきた世界観と、皆さんを教育してこられた方々の世界観はまったく違います。だからこそ私の話はきっと面白いのではないでしょうか。

ずっと日本にいて同じ場所で働いている方の意見と、海外での生活が長く、特定の組織には属さない私とでは「物事」の捉え方はまったく違います。何かの組織に属している場合、その人物は「その組織の利益」の為に働かねばなりません。そう考えた時に、真の利益を周囲に伝える事は出来ません。

もっと深堀していけば、何らかの組織に属して場合「自由な発言」をはく奪されてしまいます。特に日本という国は「公務員のくせに」とか「〇〇会社の社員のくせに」とか、所属している会社まで巻き込んで人を批判し、世の中から消していく傾向があるからです。だから人々はそれを恐れて何も言えなくなるのです。

ただ大切な「家族」や「仲間」を本当に心から守りたいと思った時、何かに恐れて、利己主義に溺れて、それが達成されるでしょうか。それは絶対にありえない話なのです。だからこそ自ずと社会や人の為に「お尽くし申し上げる事」がどんな事かが、答えとして明確になってくるのだと思います。

さてヨーロッパ訪問日誌ですが、ロンドンからロックダウンしましたパリへの移動シーンへと変わっていきます。ユーロスターを使っての鉄道移動。ロンドンからパリへの約492キロをたった2時間で結ぶ高速鉄道です。お客様は言うまでもなくコロナの影響で、ガラガラ。ほとんどいませんでした。

防衛大学校のOBの皆さんと、最後のロンドンではハリーポッターで有名となったプラットホームで記念撮影をしました。皆さんは魔法を信じていますか？私は信じています。人生で起きる様々な出来事の一つ一つが魔法であって、恋愛もその一つなのではないでしょうか。皆さんにも素敵な魔法を。それではちょっと切ない日曜日の夜を素敵にお過ごし下さい。今週もお疲れ様でございました。