【永久保存版】フランス:パリでのスリ対策
日本は治安が良い所。これは本当に正解だと思います。ただフランスのパリでは、スリや盗難が多発しています。2018年の1年間に日本大使館が認知しているだけでも、日本人の強盗・窃盗被害者は 512 人もいますので、認知していない数を含めたら物凄い数になるのではないでしょうか。
日本人の被害のうち「スリと置き引き被害」が全体の88%を占め、被害の30%は地下鉄で発生しています。実際に今回のヨーロッパ滞在でも防衛大学校のOBの方がスリ未遂(地下鉄の構内にて)に遭遇しましたが、私がすぐに発見して対応した為、何一つ被害はありませんでした。特に滞在時間が短い日本人観光客は、被害を届け出る事もしないで帰国するケースも多いので、スリに観光客は狙われやすいのです。
まず「スリ」といえば「成人男性」が犯人と日本人は思い込んでしまいがちですが、実は犯人の多くは「女性や子供の集団」という事実。実際に、防衛大学校のOBの方も小学生高学年から中学生くらいの子供達に囲まれて、背負っていたリックのファスナーを開けられかけていました。それを私が見つけて「ささっと」スリ集団の子供達の所に近寄っていって「睨み付け」たら逃げていきましたが。防衛大学校のOBの方はまったくファスナーを開けられている事にすら気が付いていませんでした苦笑。
という事で、フランスのパリを観光する際に「スリ被害」に遭遇しない様に、私から皆さんに重要なポイントをお伝えしたいと思います。永久保存版として皆さん是非、参考になさって下さい。
・見知らぬ女性や子供が近づいてきたら警戒
→全員が犯人だと思って観光して下さい
・カバンは身体の前にして目を離さない
・絶対にチャックを閉める
・混雑時はチャックに手を添える
・椅子の下に置かない
・車道側にバッグを出さない
・切符を買うときはお財布を出さない
→犯人に財布の場所を教える事になります
・カメラやケータイはカバンに入れる
・電車の入り口付近に立たない
→混雑時にどさくさに紛れて被害に
・席が空いたらすぐ座る
→少しでも盗まれる隙を減らしましょう
・バッグを抱えて持つ
・駅構内では死角を避ける
・相手を観光客と思って安心しない
→あなたの親切心を犯人は狙っています!
・道を聞かれても写真撮影を頼まれても無視
→英語が少し出来るからと言って語学力を試さない!
・お財布やバッグなどブランド物は持たない
・現金はできるだけ持ち歩かない
・美術館で写真撮影に夢中にならない
→日本人は写真が大好き!この隙を狙われています!
・著名を求められ囲まれても焦らずカバンを死守
それでは皆さん、安全なパリの旅をお楽しみ下さい!