親御さんよく見ているなと思いました

滋賀の友人がホテルに素敵な手土産を持参して下さいました。季節もの和菓子なのですが、毎年友人が上京する際に持って来て下さるのですが、今年はコロナの影響で上京が出来ませんから、私の滋賀県滞在中に受け取る事になったのです。この和菓子をもし食べた事が無い方がいましたら「絶品」でございます。是非一度はお召し上がりくださいませ。さっそくホテルの部屋で美味しく頂きました。

f:id:masashihoshikawa:20210112200251j:plain私がライフプランを担当させて頂いている友人の、ご家族のライフプランも担当させて頂いているのですが。その友人の親御さんにお会いしたのは、合計してもほんの2時間くらいではないでしょうか。あまり接点が無かったのですが、親御さんが「星川さんは、ブランド品も身に着けず、身の回りは常に質素ですごい方。」と言って下さっていたという事を友人が教えてくれたのです。

f:id:masashihoshikawa:20210112200309j:plainやはり「見る方は見ているんだな」と思いました。友人の親御さんの言う通り、私はブランド品どころか、腕時計すら身に着けていません。そして服は何年も同じものを着用し、公式行事などで使われる「スーツ類」などは10年以上も新調をしておらず、ズボンに穴が開いても補修をして何年も大切にして使っています。自分にはお金や時間をかけず、人の為に尽くしていく。これは祖母から学んだ事です。

f:id:masashihoshikawa:20210112200325j:plain祖母も何年も同じ服を着用し、ブランド品は一つも持っていませんでした。日常生活も常に質素で、口癖は「戦時中から比べれば何でも幸せよ」というものでした。私は戦争を知りませんが、祖母から、軍隊が根こそぎ様々なものを徴収していった時代の苦しさを常に聞かされて育ったからこそ、私は「白いご飯を頂けるだけで充分幸せだ」と思うようになっていましたし、今もまったくその考え方は変わっていません。

f:id:masashihoshikawa:20210112200338j:plain滞在先のホテルなどでも、お客様対応をする時以外は常に、自分で料理を作るか「半額のお弁当」を買って頂いて、美味しく頂いています。自分が幸せになっても、私には「苦痛」でしかありません。自分の笑顔よりも、人の笑顔を見ていた方がずっと幸せです。祖母が孫の笑顔を生きがいにして生きていた様に、私も世界中の方々の笑顔を大切にしてこれからも生きていきたいと思います。コロナに大雪に非常に厳しい状況下にはございますが、皆様のご無事を祈念申し上げます。

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