実に悔やまれる日々
特に問題は事件が無い限りは、まだまだ私の人生は長いかと思います。私は生まれた時から厳しくも慈悲深い両親がいて、優しい祖父母がいて、そして私の人生に携わって下さった皆さんが、私の事を本当に大切にして下さり、深い愛情を与えて下さり今日まで至っています。そして大人になった今でも多くの皆様から多大なるご配慮を頂いている事を、私は朝起きてから寝る時までの間、ひと時も忘れる事はありません。
父は私を「社会で絶対に負けない人間に育てる」という目標を掲げて私を育てました。その結果、私は人生において「挫折」という事を味わった事もありません。これは私を育てて下さった皆さんが如何に人格者ばかりであった事を証明する一つの理由になる事は言うまでもない事実です。しかしながら、私はそんな皆様の深いご慈愛を賜りながら過ごす日常に満足をしているという訳でもございません。
私がこうしてブログを作成している中においても、米国においては「33秒に1人」の割合でコロナにおける死者が発生しています。それは米国だけでなく、我が国、日本においてもコロナの影響は深刻です。そしてコロナに限らず国内外においても、多くの困難に直面をしている数多の方々がおられる事を思うとき、胸は激しく痛み、私のこの日常を崩壊させてでも、何か社会的に弱い立場にある方々の為にお尽くし申し上げる事は無いかと日々感じております。
私は沢山の「ご配慮」を賜って今日まで至っていますが、私自身は、まだまだ社会に何もお返しが出来ていない事を大変悔やんでおります。コロナ前、被災地訪問、福祉施設訪問、学校訪問、全国各地での講話など、多くの方々と接する機会を得ていましたが、それもコロナにより絶たれ、社会福祉への取り組み方にも制限が発生し、直接皆さんと向き合える機会も大幅に減少しました。
そんな中でも唯一、歩みを止める事無く履行させて頂いているのが「相談員」として、担当させて頂いている皆様へのフォローアップです。人生における様々な諸問題に対応させて頂き、少しでも皆様に笑顔が戻ります様にとつとめを果たして参りたいと存じます。特に「自由に出かけられない」というストレスもあるかとは存じますが、コロナ対策を万全にして「ご案内」させて頂いたハワイ渡航は、多くの皆様に数多くの「笑顔」をご提供出来ているかと存じます。
今回はゲストの皆さんは「米軍の陸軍博物館」にご案内致しました。旅は「楽しい」だけでなく「学び」「経験」なども伴う事がとても大切と私は考えています。少しでも世界平和への関心を高めて頂き、次世代のお子様方の教育の一環としても、こういった施設のご活用は大切かと思います。時世代を担う子友達を笑顔にしなければ、その次の世代には絶望しか残りません。私達の指名は健康的な日本と世界を孫に伝える事です。ハワイの日没の美しさと共に世界の平和平和を願って。
