日本には無い緊張感
日々、日本のニュースを見ているのですが、日本のコロナ対策は残念な部分が多いと、個人的には思います。初詣にも多くの方々が密集した状態で参加しているニュースを見ましたし、何故、こんなにコロナにより苦しんでおられる方々がいるのに、有名人なども含めて「外食」や「宴会」などが今でも行われていて、普通に飲食店などでの集合写真などを撮影したりしているのか。ハワイの感覚からすると日本のコロナ対策は「とっても残念な形だな」と感じてしまいます。
コロナ対策や滞在中の経費削減の為、ハワイ滞在中は基本的に「外食」は一切しないのですが、ゲストのご要望により「焼肉屋さん」にご案内しました。これがハワイ滞在中で、唯一の外食になるかとは思いますが、日本と違って、コロナ対策をしっかりとしています。まず入店後、検温、消毒、マスク、名前・住所・電話番号の記入。そして最大で5名以上の入店は禁止で、店内のテーブルの半分以上がソーシャルディスタンスの為に使えない様になっています。
それに「現金払い」がコロナ対策の為、中止となっていて、クレジットカード払いオンリー。タレ類も全て個別包装がされていて、日本の様に多くの人達が集まって、大騒ぎしたり写真撮影したりしている様子も一切ありません。元々、私自身、私的に外食をする習慣がないのですが、お家でも十分に美味しいご飯が食べれると思いますし、もっと日本でも緊張感を持ってもいいのではないかと思います。
コロナに感染しても無症状の方も多いとは聞きますが、コロナによって重症に陥ったり、亡くなれる方も日々増加しています。きっと「人の命を守る」という観点からも、日本でももっと沢山の「ご配慮」を頂けるのではないかなと思います。日本には古くから「家族国家」としての麗しい伝統が続いていると思います。他人であっても家族だと思って、一つ一つの命を大切にしていきましょう。
ハワイではビーチもソーシャルディスタンスがしっかりと取れています。皆さんも、ソーシャルディスタンスの確保、マスク、消毒を大切にし、外食ではなくテイクアウトや自炊などに切り替え、人が沢山集まるような飲み会、食事会などは控えましょう。必ずコロナの暗闇から抜け出せる日が来ると私は信じています。
