子育て成功術

よく相談者様にお子様が生まれますと「どう育てたらいいか」という質問を頂戴する事が多々あります。私も長年「人を助ける」「人を育てる」という仕事をしてきていますから、何となく正解が見えている様な気がしますが、教育に「完成」「答え」「終わり」というものは無いという風に感じています。

f:id:masashihoshikawa:20201205083937j:plainただ子育てに成功しているなと感じる家庭で行っている教育の一例を説明しますと、あまり現実的では無いのですが「親元で育てすぎない」という例が挙げられます。つまり一定の時期でも良いので、高校とか大学時代などではなく、幼少時代に養育係の元で「厳しい躾教育」を受けさせるという事です。我が子は可愛いもの。手元で育てたいと思うかもしれませんが、親元から小さい時に一時的に離れて、一度子育てが終わっている子育てのプロに一時的に教育をして頂く事も一つの手段です。

f:id:masashihoshikawa:20201205083950j:plain親と言っても、普通の家庭では10代~30代が子育てに当たる訳で、正直言って親世代が人として成熟しているかと言ったら、そうでは無い訳です。若いが故に「親としての個人的な感情・愛情」が強くなり、いつの間にか誤った方向に子供を導いてしてまっている事も多々見受けられます。今行っている子育てを客観視してくれる方を身の回りに付ける事は有意義な事です。

f:id:masashihoshikawa:20201205084006j:plainそして「お金」や「モノ」を与えるのではなく、作れる人間に育てなければなりません。子供が「欲しい」とか「困っている」と言ってきて、親としては「助けてやりたい」「与えてやりたい」と思う訳ですが、安易に与える事は子供の将来が危険です。だまっていてもお金やモノが入ってくる環境下において育ちますと「自分で物事を考えられない人間」になってしまいます。

f:id:masashihoshikawa:20201205084022j:plainなので将来、自力で「お金」や「モノ」を手にれるための「スキル」を子供達には伝えておかなくてはなりません。故に私も常日頃「与えらえるのを待つのではなく、どうしたらお金が生まれるのかを自分で考えて」と伝えています。そして社会に出た時に「絶対に屈しない、負けない」大人になってもらって、自力で何でも出来る大人になって頂きたいと思っています。

f:id:masashihoshikawa:20201205084043j:plainそしてここで大切なのは「頑張ったら頑張った分だけで報酬は与えられる」という、社会の良い仕組みを子供達に伝える事です。頑張っても頑張らなくても給料は一緒などの仕組は、経済が悪化してしますから、実力成果主義という良い社会の仕組みを浸透させて、将来日本経済に良い影響を与えてくれる大人に育て上げる事は、実に一種の社会貢献としても寄与する事が出来るのです。

f:id:masashihoshikawa:20201205084054j:plain画像はハワイの「朝散歩」の様子です。コロナの影響により観光客が未だ少なので、様々な場所がゴーストタウンとなっていました。でも、皆さん覚えていますか?私が2020年3月に「人がいなさすぎて海洋生物が昼寝していた」とFacebook時代に投稿したのですが、2020年11月にも再度、お昼寝?朝寝?しながら私達を歓迎してくれました笑。人がいないと自然がやってくる。人が沢山いれば自然は遠のく。なんだか不思議なバランスで地球は成り立っていますね。

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