元気だった頃の日本

私が小さい頃、本当に日本は元気だったと思います。まず「不景気」という言葉を耳にした事がなかったです。お金は湧いて出てくる様な…そんな印象を持ちました。そして「何かやったら儲かるのでは?」という自信や冒険心が一部の若者達にはありました。しかし、平成以降に生まれた世代は「不景気」というニュースと共に成長をしてきました。だからこそ「安定」を追い求めなければいけない、という雰囲気的教育を受けて育ってきたのだと思います。

f:id:masashihoshikawa:20201117143730j:plainしかし日本国民一人一人が「安定」を思い求めてしまったら、日本はもっと不景気になります。日本がどんなに素晴らしい最新の技術を借金して手に入れたとしても、経済が活性化し、人口が増えなければ借金は永遠に借金のまま「果てしない不景気」な世界の広がりを、私たちは嘆き悲しんで見届けるしか未来はないのです。こんな事が本当にあっていいのでしょうか。

f:id:masashihoshikawa:20201117143757j:plainとある親は子に「安定した仕事に就けて良かったね」と喜びの声を与えます。しかし、安定した仕事に全員が就くことは日本社会にとっては不利益でしかありません。私たちの国を支える要は人口であり経済であります。つまり1人でも多くの人が、1円でも多くの「お金」を作り出さなくてはなりません。

f:id:masashihoshikawa:20201117143814j:plain老後に向けて「コツコツ」と資金を貯めていく。この答えは正解ですが、例えば「10年で人の生涯賃金を稼ぎたいきりたい」とか、そういった野心や熱意を持った若者が1人でも多く現れてくれる事を私は期待しています。安定した収入は個の自由と引き換えに与えられます。その代償は大きく、それに気が付く事はとても大切な事なのです。

f:id:masashihoshikawa:20201117143828j:plain写真は仙台訪問時の会食や朝食などの寄せ集めです。仙台の滞在中は皆さま、本当にお世話になりました。今後も何か私にお手伝い出来る事がありましたら、お気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。東北の食もまた「味」がしっかりしていて美味しいです。仙台の皆様、またお会いしましょう!

pc.moppy.jp