アルバイトをする星川

私は大学時代、色々なアルバイトを経験してきました。どんな仕事も素敵と思いますが、私は「接客業」から学ぶ事は非常に多いと思います。言うまでもなく「謙虚な人」は人から愛されると思います。素直に頭を下げられる人もまた人から尊敬されます。ただ、そういった「謙虚さ」を学べる機会は人生の中で非常に少ないのではないかなとも思います。

友達とか同僚とか先輩とか後輩は「ある程度」の配慮をしてくれますが、お客様は「待ったなし」で率直な意見を伝えて下さる事もあります。それは時に「お怒り」の時もある訳です。ただ、そういった不測の事態に陥ったにせよ、自分や会社の事よりも「お客様」の事を第一に考えて行動をしなければ接客のプロとは言えません。そういった事から、私は接客のアルバイト経験を通して「適切な謙虚さ」を学ばせて頂いた様な気が致します。

この写真は以前、私が飲食店でアルバイトをしていた時の貴重な写真です。今でこそ「先生」と呼ばれる機会が多くなってしまいましたが…でも今、私が仮にどこかの飲食店で働いていたとしても、お客様からしたら私は「単なるスタッフ」な訳ですよね。特別扱いをお客様はして下さいません。でも特別扱いをしてくれない方がいて下さるからこそ、人は謙虚な気持ちを持続する事が出来るのではないでしょうか。

自分の名前、家柄、学歴、経歴、職歴、血筋、様々なネームバリューを仮に明日、全て失ったとしても、人に愛されたとしたら、それは「真の人間力を持ち合わせている人間」であるという証明になるでしょう。仕事というものは「名誉」「名声」「知名度」というよりかは、やはり「未来の自分に、未来の社会に役立つ事柄」で探していく事もまた大切と思います。私自身も「アルバイト経験」から得た資産は数え切れないものと認識しています。

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